週刊新潮誤報検証

朝日新聞阪神支局襲撃事件の犯人を語るものの手記が誤報であった件で、検証記事を読ませていただきました。

最初は「襲撃犯」の言うことをあんまり信用していなかった様子もうかがえるのですが、いつの間にか頭から信じ込んでしまい、きちんとした裏付け取材も行わずに記事にしてしまった、そんな印象を受けました。

ずいぶん幼稚なミスの印象も受けますが、割とどこの会社でも大なり小なり起こっていることで、それだけに根絶は難しいのだろうなと思います。
私はソフトウエア開発をやってるんですけど、たまにあるんですよ、全く存在しない仕様をあると勘違いして作業しちゃうようなミスがw

だからといって、「誤報をなくすことは不可能」という趣旨のことを自ら言ってしまうのは如何なものかな、と思います。

医者だからといってすべての患者が救えないといってしまう医者に名医がいないのと同じように、他者が言うならともかく編集者自ら言ってしまうと、開き直っている印象を受けてしまいますね。

僕なんかも「バグのないソフトなんてない」とか言ってしまいそうになるので(^_^;)戒めにしたいと思います。