貪欲に取り込もう

http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/archives/99
”安全性高めるために、航空会社の偉い人が大学に天下ったり、「接客マナーを向上しましょう」なんて、 ホテルの接遇コンサルタントが講習会開いてみたり。
「安全」も、「丁寧」も、本来は医療のものなのに、病院には、医療以外の「専門家」が 大挙して、自分たちの文化を病院に持ち込もうとする。”

僕は以前いた会社で”CRM(クルーリソースマネジメント)”というのを習った。
もともとはコックピットリソースマネージメントと呼ばれていたらしい。
航空業界で広く用いられている考え方らしく実践で鍛え上げられ、改良され、論理的な説明がついたそれはとてもわかりやすかった。
「機長が操縦しているときと副操縦士が操縦しているとき、どちらの方が事故の割合が高いと思いますか?」
講師が問う。答えは機長が操縦しているとき。
操縦桿を握っていると機体コントロールに集中しているため、コース逸脱などの危険は、もしろ操縦桿を持っていない方が気づくことが多いらしい。
ところがコックピット内では機長の権限はとても強く、もし副操縦士が「すこしおかしいのでは?」
と気づいてもなかなか言い出せず、それが重大事故に結びつくこともあったのだとか。

そういうところを改善する目的からCRMは発達したらしい。

要するにCRMとは持てるリソース(人員も含めて)をフル活用するための考え方なのだ。

かなり参考になった。本も読みまくったし、現役のパイロットさんの話も聞いた。
もちろんソフトウエア開発の現場ではそのまま当てはまらないこともあるけど、多くのものは多少アレンジするだけで適用できた。

ソフトウエア開発で2人以上のチームでやってるならきっと役に立つおすすめの考え方です(^^

そのうちソフトウエア業界発の考え方を発信できたらいいな。今の現場はぐだぐだだけど(^^;

http://d.hatena.ne.jp/j-souma/mobile?date=20071225
CRMでぐぐったら見つけました。参考になるかも?てゆうかうちもっと古くからやってますけど(^^;