図書館で思い出したけど

図書館はいっぱいあった方がいいと思うよ。特に子供のために。
僕が親とか先生とか近所の人とかじゃない大人に最初に相談したのは図書館の中の人だった。そういう人も多いと思う。子供のアクセス範囲は狭いから、図書館の方から近づいてきた方がいいと思う。

そういえば今住んでいる街はそれなりの人口もあるんだけど、市営図書館は一つしかない。
僕の育った市は中央図書館のほか各所に分館があった。
分館も、それなりに本はあるんだけど、どちらかというとコミュニケーションの場。
ほかの文化施設と一緒の建物なのでいろんな集まりが盛んで図書館主催のものもあったね。

図書館の中も、中央図書館にはない広いカーペットのエリアがあって子供が絵本読んでる。
正直騒がしくて、じっくり本を読むという環境ではないw

こういう分館は、やっぱり情報と人の集まる場所を提供する、ということに重きを置いていたんだと思う。
本を読みたければ中央図書館に行けばいいし、出かけられなければ移動図書館が来てくれる。移動図書館は平日の昼間に来るので、利用者のほとんどは小学生なんだけど、あれはもう少し活用の仕方があるように思った。

図書館は、蔵書が切り抜かれたりとか、マナーの悪い利用者に悩まされたりとか、最近苦労話ばかり聞かされる。
なまじ公共サービスなので図書館側が対処すべきって話になることが多いけど、本来被害者のはずなのに気の毒です。