本気でやってくれる人に

この間、日本の外務省は錯綜する情報に惑わされ、アフガン政府から伝えられた「解放」の一報をうのみにする大失態まで演じた。日本人の安否という重要情報について、収集する力も分析する力もないのだ。一体、何のための組織なのか。

 国際政治経済学者の浜田和幸氏が言う。

「外務省が持っているのは米国やアフガン政府が発信する情報だけです。現地の職員は大使館があるカブールから一歩も出ず、独自の情報網も構築していない。だから、確度の低い情報にも振り回されるのです。現地の人と一緒に汗を流す日本人ボランティアの評価は高い。日本という国は親近感も持たれています。それなのに大使館員は、本気でNGOを支援してこなかった。正確でキメが細かい情報を集めたり、リスクを分析しながら連携することを怠ってきたわけです」

http://news.www.infoseek.co.jp/society/story/31gendainet02038154/

外務省は内部を2つに分けた方がいいんじゃないかって思ってるんですけどね。
内閣のブレーンとして外交政策を構築する手伝いをする組織と、在外邦人のサポートのための組織に。
どうも前者に比べて後者が軽んじられている気がする。前者がうまく機能しているかどうかはまた別の話だけれど。

防衛省との役割分担もなんかすっきりしていないし。


普通の会社の本社スタッフって役員向けと従業員向けってきっちり組織わかれてますよね。そんな感じで。